▼「水田」生育観察B 2007年7月23日(月)
  第3回目の生育観察を行いました。
  この日は、通常の生育観察に加え、無農薬で栽培している本校の水田「妹背高ライフィル」に生えた様々な雑草を駆除するため、長靴を履いて水田に集合しました。
  稲は、5月以降の晴天続きを受け、すでに穂が顔を出しているものも見られました。背丈も、生徒が雑草駆除に水田に入ると腰の高さ付近まで伸びており、成長の早さに田植えを体験した生徒も驚いていました。水田の管理者である水本様より説明を受けた後、駆除作業を約1時間行いました。ヘラオモダカ・ヒエ・トウシミ(イヌホタルイ)など、様々な雑草を、水田に手を入れて引き抜きました。
  観察後には、雑草の繁殖力の強さとおいしいお米を作る上での駆除の重要さをうかがい、生徒は作業に少々疲れながらも、稲刈りへの期待を高めたようでした。。
  今後も、定期的に生徒による生育観察と生育管理を行っていきます。

  生育状況 : 約65〜75cm(稲の長さ)  ※田植え時 : 12 〜 15cm
   説明を受ける様子
 雑草の種類と作業の注意点について、水本様より説明を受けました。
駆除作業の様子
 腰付近まで成長した稲をかき分けながら、雑草を駆除しました。
雑草(ヒエ)
 稲と稲の間には、たくさんの雑草が生えていました。これも、無農薬栽培のためです。
※右の写真の上にマウスを重ねると写真が拡大されます。 先端より顔を見せる穂
 稲刈り時期が早まることはほぼ決定的。もう少し、雨が多いと良いのですが・・・。
水田にいたカエル
 カエルも元気に泳いでいました。生徒がすくい上げたときの様子です。